辺野古(読み)ヘノコ

デジタル大辞泉 「辺野古」の意味・読み・例文・類語

へのこ【辺野古】

沖縄県名護市地名太平洋に面し、沖合いにはジュゴンが生息する。長閑のどか農村だったが、昭和30年代に米軍基地キャンプ・シュワブ建設され、開発が進んだ。東端の辺野古崎沿岸に、普天間ふてんま飛行場代替施設の建設が予定されている。

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関連語 長閑

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「辺野古」の意味・わかりやすい解説

辺野古
へのこ

沖縄県沖縄島名護市東岸,太平洋に面する地区。1960年アメリカ軍海兵隊前線基地キャンプ・シュワブが置かれ,付近の山地はゲリラ戦用の演習地になった。辺野古ダムがある。北東景勝地として知られる大浦湾がある。1996年日本とアメリカ合衆国両政府が県内移設を条件に沖縄県宜野湾市のアメリカ軍海兵隊普天間飛行場を日本に返還することで合意,移設先として辺野古沿岸があげられた。2006年には移設の早期実施のための基地再編のロードマップのなかで,大浦湾からキャンプ・シュワブ南沿岸部に V字形に配置した 2本の滑走路をつくる案が合意された。2009年民主党政権下で合意の見直しが進められたものの実現せず,2010年再び辺野古沖への飛行場移設を目指すことが合意された。

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