過労自殺(読み)カロウジサツ

デジタル大辞泉 「過労自殺」の意味・読み・例文・類語

かろう‐じさつ〔クワラウ‐〕【過労自殺】

勤労者が長時間労働や仕事上の過度のストレスから心身の不調を来たし、自殺すること。→過労死

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

共同通信ニュース用語解説 「過労自殺」の解説

過労自殺

長時間労働や仕事での強い心理的負荷により、うつ病などの精神疾患にかかり自殺すること。電通の新入社員高橋たかはしまつりさんが、2015年12月に飛び降りて死亡したことをきっかけに社会問題化した。厚生労働省によると、17年度には精神疾患で1732件の労災申請があり、506件が認定された。いずれも統計開始以降で最多。うち自殺(未遂含む)した人は98人に上った。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android