避難指示(読み)ヒナンシジ

デジタル大辞泉 「避難指示」の意味・読み・例文・類語

ひなん‐しじ【避難指示】

災害を避けて安全な場所へ移動するよう、人々に指示を出すこと。また、その指示。
災害対策基本法に基づいて市町村が発表する避難情報の一。過去の重大な災害に匹敵する状況で、警戒レベル4として発令される。ただちに指定緊急避難場所へ移動するか、外出が危険な場合は屋内の安全な場所への避難が求められる。

ひなんしじ‐きんきゅう〔‐キンキフ〕【避難指示(緊急)】

避難情報一つである「避難指示」の旧称

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

共同通信ニュース用語解説 「避難指示」の解説

避難指示

豪雨暴風津波などの災害が発生したときや発生の恐れがある場合、市町村が地域住民に対して速やかに安全な場所への移動を求めるために出す情報。避難準備情報避難勧告と比べて最も緊急度が高く、国の指針では準備や判断の遅れで移動をためらっている人にも、すぐに避難するよう求めている。勧告、準備情報を含め、法的強制力はない。市町村は気象庁注意報警報雨量河川水位、過去の災害状況などに基づいて判断する。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android