金鶴泳(読み)きんかくえい

百科事典マイペディア 「金鶴泳」の意味・わかりやすい解説

金鶴泳【きんかくえい】

小説家。群馬県生れ。在日朝鮮人2世。東大工学部卒。同大学大学院博士課程中退。名前の日本式の読みは作家自身による。志賀直哉らの影響下に創作を始める。1966年《凍える舌》で文芸賞受賞。以後,李恢成とともに在日2世世代の代表的作家として,自己の吃音,父親,そして在日朝鮮人であることを中心的なモティーフとして作品を発表。代表作に《あるこーるらんぷ》《鑿(のみ)》《冬の光》《土の悲しみ》など。自殺。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「金鶴泳」の解説

金鶴泳 キム-ハギョン

1938-1985 昭和時代後期の小説家。
昭和13年9月14日群馬県生まれ。41年吃音(きつおん)の苦しみと在日韓国人2世の民族的苦悩というテーマを追求した「凍える口」で文芸賞。つづいて「石の道」「鑿(のみ)」などが芥川賞候補となり,あたらしい世代の共感をよんだ。昭和60年1月4日自殺。48歳。東大卒。本名は広正(クワンジヨン)。

金鶴泳 きん-かくえい

⇒キム-ハギョン

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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