非伝統的金融政策(読み)ヒデントウテキキンユウセイサク

デジタル大辞泉 「非伝統的金融政策」の意味・読み・例文・類語

ひでんとうてき‐きんゆうせいさく【非伝統的金融政策】

中央銀行が、金融調節を行うために市中から買い入れる資産範囲規模を、従来以上に拡充させる政策マネタリーベースを拡大して市中に潤沢な資金を供給する量的緩和CP社債などのリスク資産を従来の範囲を超えて購入する信用緩和などがある。金融危機によって金融市場の機能が低下し、短期金利の引き下げという伝統的な手法が有効でない場合に導入される。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android