デジタル大辞泉
                            「高度成長」の意味・読み・例文・類語
                    
                
		
                    こうど‐せいちょう〔カウドセイチヤウ〕【高度成長】
        
              
     
    
        
    出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
	
    
  
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    出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
	
    
  
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                    高度成長
こうどせいちょう
high economic growth
        
              
                        国民総生産 GNPの成長する速度がきわめて速い状態をいう。第2次世界大戦後の日本経済の急成長はその典型的な例である。 1952~72年度にわたる 20年間の日本の実質 GNP年平均成長率は 9.4%で,世界経済あるいは先進工業国の平均成長率の5%程度に比べても,さらには戦前の日本経済の約4%と対比しても,きわだった高度成長であった。この原因としては経済民主化の進展に伴う国内市場の拡大,財政支出に占める軍事費の低下,先進工業国水準の達成を目指した技術革新と消費様式の変化,戦前の遺産としての経済の二重構造がもたらした低廉で豊富な労働力,高い教育水準,高い貯蓄率と資本蓄積を促進する諸制度など,さまざまな事情をあげることができる。しかしこうした日本の高度成長も 73年末の石油危機を転機として終ったというのが通説となっている。
                                                          
     
    
        
    出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
	
    
  
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