黒須康之介(読み)クロス コウノスケ

20世紀日本人名事典 「黒須康之介」の解説

黒須 康之介
クロス コウノスケ

大正・昭和期の数学者



生年
明治26(1893)年2月

没年
昭和45(1970)年2月18日

出生地
埼玉県

学歴〔年〕
東京物理学校,東北帝国大学理科大学数学科〔大正6年〕卒

経歴
大正6年海軍機関学校嘱託教授、8年教授。14年東京高等学校教授となり、昭和16年退職。同校講師を経て24年立教大学理学部教授となった。33年定年退職。解析学、とくに変分法ですぐれた業績をあげた。著書に「最大最小」「微分積分学」(共著)などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「黒須康之介」の解説

黒須康之介 くろす-こうのすけ

1893-1970 大正-昭和時代の数学者。
明治26年2月1日生まれ。大正8年海軍機関学校教授,14年東京高校教授。昭和24年立大教授となり,解析学,とくに変分法を研究した。昭和45年2月18日死去。77歳。埼玉県出身。東北帝大卒。共著に「最大最小」「微分積分学」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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