AdamClisi(その他表記)AdamClisi

世界大百科事典(旧版)内のAdamClisiの言及

【ドブロジャ】より

…前29年までにローマ領となり,初めはモエシア州に編入されたが,ローマ時代はむしろスキュティア・ミノルScythia Minorの名で知られていた。ローマ皇帝トラヤヌスはここに城壁を築き,アダム・クリシAdam Clisiには皇帝の偉業をたたえる記念塔が建てられたが,この地方はその後のビザンティン帝国時代も,南ロシアや中央アジアのステップ地帯から殺到する諸民族にたいする防衛線の役割を果たした。この地を通過した諸民族にはアバール人,スラブ人,ブルガール族,ペチェネグ人,クマン人等があり,ビザンティン時代にはトルコ系のブルガール族やクマン人の独立国家がこの地方を包摂した時期もあった(ドブロジャという名称はクマン人の王朝名ドブロティチDobrotićiに由来するという説もある)。…

※「AdamClisi」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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