日本大百科全書(ニッポニカ) 「うさぎ座」の意味・わかりやすい解説 うさぎ座うさぎざ / 兎座 冬の宵の中天、オリオン座のすぐ南に接する星座。3等と4等の4個の星が、小さな四辺形をつくっている。小星座だが歴史は古く、紀元前3世紀ごろ星空を歌ったアラトスの天文詩にも現れており、プトレマイオスの48星座(トレミー星座)の一つでもある。ギリシア神話の狩人(かりゅうど)オリオンが追ったウサギの姿をここに置いたものらしい。天体としては、球状星団M79がβ(ベータ)星の南にある。[藤井 旭] うさぎ座 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「うさぎ座」の意味・わかりやすい解説 うさぎ座うさぎざLepus 兎座。2月の宵に南中する南天の星座。概略位置は赤経 5時25分,赤緯-20°。オリオン座の南にあり,球状星団 M79,惑星状星雲などがある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報