おけら参り(読み)おけらまいり

百科事典マイペディア 「おけら参り」の意味・わかりやすい解説

おけら参り【おけらまいり】

京都八坂神社行事大晦日(おおみそか)から元日の朝にかけて神前に供えた削掛薬草オケラをたいて邪気払い,参拝者はこの白朮火(おけらび)を吉兆縄に移して持ち帰り,元日の雑煮を煮たり,神棚や仏壇灯明をともしたりする。
→関連項目オケラ除夜

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android