おのころ(自凝)島(読み)おのころじま

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「おのころ(自凝)島」の意味・わかりやすい解説

おのころ(自凝)島
おのころじま

兵庫県淡路島に関する伝説の地。イザナギノミコトイザナミノミコトが,「くらげなすただよえる海」 (『古事記』) をかき回したとき,鉾の先からしたたり落ちたしずくでできた島。その地が南あわじ市のおのころ神社のあるところという説と,淡路島の南端 4kmの海上に浮かぶ沼島だという説の二つがある。

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