かす(粕)取(読み)かすとり

百科事典マイペディア 「かす(粕)取」の意味・わかりやすい解説

かす(粕)取【かすとり】

粕取焼酎(しょうちゅう)の略称酒粕に水を加え,1〜2ヵ月ほど密封して発酵させ,蒸留して製する。戦後粗悪な密造酒を〈かすとり〉と称したため悪い酒の印象を与えるが,実際焼酎の中では上質なもの。アルコール分40%前後。特有の焦臭がある。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android