デジタル大辞泉
「くるくる」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
Sponserd by 
くる‐くる
- [ 1 ] 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
- ① 物が軽やかにつづいて回るさま、また、何回も回すさまを表わす語。
- [初出の実例]「寂照が前なる鉢、俄に狛鷸(こまつぶり)の如くくるくると転(くるべき)て」(出典:今昔物語集(1120頃か)一九)
- ② 幾重にも巻くさまやまるめるさま、また、巻いてあるものを解くさまを表わす語。ぐるぐる。
- [初出の実例]「元巻の糸の上にくるくると有る限り巻きおきて」(出典:満佐須計装束抄(1184)二)
- ③ 物事を滞りなく行なうさま、また、物事のすらすらと進行するさまを表わす語。
- [初出の実例]「経など習ふとて〈略〉法師はことわり、男も女も、くるくるとやすらかによみたるこそ」(出典:枕草子(10C終)一五八)
- 「上包はくるくると開いて」(出典:湯島詣(1899)〈泉鏡花〉四六)
- ④ まめまめしく、身軽に立ち働くさまを表わす語。
- [初出の実例]「心得ましたと尻がるに、くるくるおくるが気転きき」(出典:浄瑠璃・源頼家源実朝鎌倉三代記(1781)六)
- ⑤ なめらかに丸い感じのするさまを表わす語。くりくり。
- [初出の実例]「目の黒うくるくるとして利根げなる形ち也」(出典:無刊記刊本碧巖鈔(1620‐40頃)六)
- [ 2 ] 〘 名詞 〙 人力車、乳母車など、車のことをいう幼児語。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
Sponserd by 
くるくる
愛知県名古屋市にある競輪場、名古屋競輪場の公式マスコットキャラクター。
出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報
Sponserd by 