デジタル大辞泉
「けちけち」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
Sponserd by 
けち‐けち
- 〘 副詞 〙
- ① こまかいことを口やかましく言うさまを表わす語。
- [初出の実例]「よう、けちけち云ふ奴ぢゃ」(出典:歌舞伎・花雪恋手鑑(1833)下)
- ② ( 多く「けちけちする」の形で ) わずかな出費や労力などを惜しむさまをけなしていう語。
- [初出の実例]「一生けちけちして死んで仕舞ふは、人と生れたる甲斐なきことを戒めに書たるならんといへば」(出典:滑稽本・古朽木(1780)二)
- ③ ( 「と」を伴って用いることもある ) 石や鉄など、かたいものが軽くぶつかりあう音を表わす語。かちかち。
- [初出の実例]「けちけちと火をうつ音や麻の花〈正勝〉」(出典:俳諧・一幅半(1700)上)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
Sponserd by 