ここめ(読み)ココメ

デジタル大辞泉 「ここめ」の意味・読み・例文・類語

ここ‐め

化け物妖怪。鬼。また、醜女しこめ
「誠にや君が塚屋こぼつなる世にはまされる―ありけり」〈今鏡・五〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ここめ」の意味・読み・例文・類語

ここ‐め

〘名〙 醜女(しこめ)。また、妖怪。ばけもの。鬼。→おにここめ。〔二十巻本和名抄(934頃)〕
※今鏡(1170)五「誠にや君がつかやを毀つなる世には勝れるここめありけり」

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