こざ(読み)コザ

デジタル大辞泉 「こざ」の意味・読み・例文・類語

こざ

長崎県壱岐の小崎で、社寺出費村税などに当てる目的で、浦全体の家が共同で1日ないし数日磯物採りなどの漁を行う習慣

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精選版 日本国語大辞典 「こざ」の意味・読み・例文・類語

こざ

  1. 〘 名詞 〙 税金その他の賦課金や、社寺修理や祭の費用を、戸別に集めることの困難な場合に、共同労働収益をあてる古い習慣。長崎県壱岐の漁村では、全戸一日ないし数日参加して磯物採りをすることをいう。〔分類漁村語彙(1938)〕

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