こじし座
こじしざ / 小獅子座
春の宵、ほとんど頭上に見える小星座。しし座の頭部とおおぐま座の足元の中間に位置するが、4等星以下の暗い星ばかりが小さな菱(ひし)形に並んでいるため、みつけにくい。もともと星座のなかった部分に17世紀のドイツの天文学者ヘベリウスが新設したもので、1787年、彼の死後に出版された星図に初めて描かれた。
[藤井 旭]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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