さそう

精選版 日本国語大辞典 「さそう」の意味・読み・例文・類語

さ‐そう ‥さう

感動〙 (「さそうろう」の変化した語)
幼児が、別れる時の挨拶(あいさつ)に、手をさし出していうことば。さようなら。
※俳諧・新増犬筑波集(1643)油糟「無念ながらも嬉しかりけり みどり子が我にだかれつささうして」
② 幼児が、礼を述べたり、愛情を表現するときのことば。ありがとう。
評判記・役者評判蚰蜒(1674)藤田小平次「ほのほのと笑ひ出せるゑみのかほにはままくわふ。ちちのまふ、さそうさそうのわらんべもひざのほとりにたわぶれ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「さそう」の読み・字形・画数・意味

草】さそう

はますげ。

字通」の項目を見る

【瑣】さそう

せぎす。

字通「瑣」の項目を見る

【紗】さそう

紗の窓。

字通「紗」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android