しだらの神(読み)シダラノカミ

デジタル大辞泉 「しだらの神」の意味・読み・例文・類語

しだら‐の‐かみ【しだらの神】

平安時代疫病流行よけとして民間信仰を集めた御霊神ごりょうじん設楽神志多羅神

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精選版 日本国語大辞典 「しだらの神」の意味・読み・例文・類語

しだら の 神(かみ)

平安時代疫病流行の時、九州から上洛し民衆の信仰をうけた御霊神(ごりょうしん)八幡(はちまん)同系か、あるいは八幡の眷属神(けんぞくしん)八面仮面をつけ、小さな藺笠(いがさ)を冠っていたという。楽所を設け、手を打ち、鼓などを打ち鳴らしてまつったという。〔本朝世紀‐天慶八年(945)七月二八日〕

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