ずぶ濡(読み)ずぶぬれ

精選版 日本国語大辞典 「ずぶ濡」の意味・読み・例文・類語

ずぶ‐ぬれ【ずぶ濡】

〘名〙 (形動) (「ずぶ」は接頭語) 上から下までびっしょりとぬれること。全身、また、全体がぐっしょりぬれること。また、そのさま。びしょぬれ。ぐしょぬれ。
※俳諧・句兄弟(1694)下「づぶぬれに捨ぬ身をさえしぐれ哉〈横几〉」
※思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉五「ずぶ濡れになって、二三歩あとから喘ぎ喘ぎ跟(つい)て来る」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android