ちゅうちゅうたこかいな(読み)チュウチュウタコカイナ

デジタル大辞泉 「ちゅうちゅうたこかいな」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐ちゅう‐たこ‐かい‐な

[連語]おはじき遊びなどで、「にいしいろくやのとお」と二つずつ数える代わりに唱える言葉
[補説]「ちゅうじ(重二)ちゅうじ(重二)たこ(蛸)の加え」のなまりといわれる。「ちゅうじ」は「ぢゅうに(重二)」の変化した語で、すごろく用語で4、それを二つ合わせて8、8本足の連想で「たこ」と唱え、さらに2を加えて10となるというもの。

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精選版 日本国語大辞典 「ちゅうちゅうたこかいな」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐ちゅう‐たこ‐かい‐な

  1. 〘 連語 〙 子どもが、おはじきなどの数を口で唱えながら二つずつ数えるときに、二、四、六、八、一〇というかわりに用いる語。〔俚言集覧(1797頃)〕

ちゅうちゅうたこかいなの補助注記

京都では「ちゅうちゅうたあかいのとお」、大阪では「ちゅうちゅうたまかいのじゅう」ということが多い。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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