ちょんの間(読み)チョンノマ

デジタル大辞泉 「ちょんの間」の意味・読み・例文・類語

ちょん‐の‐ま【ちょんの間】

ほんのちょっとの間。
遊里での短時間遊興ちょんの間遊び。

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精選版 日本国語大辞典 「ちょんの間」の意味・読み・例文・類語

ちょん の 間(ま)

① ちょっとの時間。短時間。
咄本・座笑産(1773)茶わん「即座に茶わんをこしらへる芸者をよび、サアちょんの間の細工が見たい」
② 遊里での短時間の遊興。ちょんのまあそび。短時間の情事。また、他人に揚げられた芸娼妓情夫とするわずかの間のあいびき。また、そうした遊びのための部屋。
浄瑠璃一谷嫩軍記(1751)四「万事そこらはちょんの間でお付合なされませと」
私娼酌婦

ちょん‐の‐ま【ちょんの間】

〘名〙 ⇒ちょんの間

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