て留(読み)てどまり

精選版 日本国語大辞典 「て留」の意味・読み・例文・類語

て‐どまり【て留】

〘名〙 連歌や俳諧連句で、句の結びが助詞の「て」でとまっているもの。特に第三句目は「てどまり」を普通とする。てどめ。
※連歌秘伝抄(15C後)「て留りには皆いひかけて付くる手仁葉(てには)なり」

て‐どめ【て留】

男重宝記(元祿六年)(1693)二「第三、てとめよし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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