なのりその

精選版 日本国語大辞典 「なのりその」の意味・読み・例文・類語

なのりそ‐の

同音で「名告(なの)る」にかかる。
万葉(8C後)一二・三〇七六「住吉(すみのえ)の敷津の浦の名告藻之(なのりその)名は告りてしを逢はなくもあやし」
② 同音の繰り返しで、「名」にかかる。
※万葉(8C後)六・九四六「深海松の 見まく欲しけど 莫告藻(なのりその) 己が名惜しみ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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