はだれ雪(読み)ハダレユキ

デジタル大辞泉 「はだれ雪」の意味・読み・例文・類語

はだれ‐ゆき【はだれ雪】

まだらに降り積もっている雪。はだらゆき。はだれ。 春》
はらはらと降る雪。はだらゆき。はだれ。
「―あだにもあらで消えぬめり世にふるごとやもの憂かるらん」〈夫木・一八〉

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精選版 日本国語大辞典 「はだれ雪」の意味・読み・例文・類語

はだれ‐ゆき【はだれ雪】

  1. 〘 名詞 〙 はらはらと降る雪。また、薄く降り積もった雪。はだらゆき。はつれゆき。はだれ。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「はだれゆきあだにもあらで消えぬめり世にふることや物うかるらん」(出典:主殿集(11C末‐12C前か))

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