ぱしぱし

精選版 日本国語大辞典 「ぱしぱし」の意味・読み・例文・類語

ぱし‐ぱし

〘副〙 (「と」を伴って用いることもある)
① しきりにまばたきをするさまを表わす語。ぱちぱち。しぱしぱ。
真理の春(1930)〈細田民樹〉この歓び「市枝は眼をぱしぱしさせた」
② 続けざまに響く鋭く小さい音を表わす語。ぱちぱち。
※春の城(1952)〈阿川弘之〉三「パシパシと焚火の燃えさかるような音が聞えて来た」
③ かたくて薄い物が折れ曲がったり触れ合ったりするときに発する音を表わす語。
※綿(1931)〈須井一〉二「パシパシする鋭い稲の葉の中へ顔を突込んで」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android