びちゃびちゃ(読み)ビチャビチャ

デジタル大辞泉 「びちゃびちゃ」の意味・読み・例文・類語

びちゃ‐びちゃ

[副](スル)
水などにひどくぬれているさま。「びちゃびちゃ(と)したぞうきん
水などがしきりにはねる音や、そのさまを表す語。「水たまりをびちゃびちゃ(と)歩く」
[形動]1に同じ。「雨でシャツびちゃびちゃになる」
アクセントチャビチャ、はビチャビチャ
[類語]1ぐしょぐしょびしょびしょびたびた・びしゃびしゃ・ぐっしょりびっしょりしっぽりしとどぐちょぐちょぐしゃぐしゃぐじゃぐじゃぐちゃぐちゃびしょ濡れぐしょ濡れずぶ濡れ濡れ鼠2ぴちゃぴちゃばちゃばちゃぱしゃぱしゃばしゃばしゃぴちゃん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「びちゃびちゃ」の意味・読み・例文・類語

びちゃ‐びちゃ

[1] 〘副〙 (多く「と」を伴って用いる)
① 水などをはねかえすさま、また、すっかり水にぬれるさまなどを表わす語。
※ロドリゲス日本大文典(1604‐08)「ミヅガ bichabichato(ビチャビチャト) スル」
② さんざんな目にあうさまを表わす語。
洒落本・愚人贅漢居続借金(1783)「うづか形かちいさひ故、仕まひはびちゃびちゃ負けても」
[2] 〘形動〙 水などにひどくぬれるさま。
温泉宿(1929‐30)〈川端康成〉冬来り「油でびちゃびちゃに毛を濡らして」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android