ふわりふわり

精選版 日本国語大辞典 「ふわりふわり」の意味・読み・例文・類語

ふわり‐ふわり ふはりふはり

〘副〙 (「と」を伴って用いることもある)
① 軽い物が空中や水の上に浮かんでいるさまを表わす語。
千鳥(1906)〈鈴木三重吉〉「鴎が一匹〈略〉波の上をふはりふはりしてゐたんですの」
② やわらかく弾力のあるものにくるまれたさまを表わす語。
※俳諧・七番日記‐文化一五年(1818)六月「新わらにふはりふはりと寝楽かな」
③ 落ち着きなく動き回るさまを表わす語。ふわふわ。
※おぼろ夜(1899)〈斎藤緑雨〉「ふわりふわりと飛廻りて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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