デジタル大辞泉
「弾力」の意味・読み・例文・類語
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だん‐りょく【弾力】
〘名〙
① 物体に外力が働いて
体積や形が変わるとき、物体内に生じる、
原形にもどそうとする
抗力。
※
暦象新書(1798‐1802)中「
原文には
ヘールカラクと云り、カラクとは力なり、ヘールは鉄を鍛して延たるを巻たるを云り、能物を弾ずるの力なるが故に、今は弾力と名く」
※
暗夜行路(1921‐37)〈
志賀直哉〉一「それからは弾力
(ダンリョク)を失ったゴム糸のやうに間抜けてゆるく」 〔
酉陽雑俎〕
② 心に受ける圧迫をはねかえそうとする力。また、さまざまな状況や変化に適応できる柔軟な
性質。
※河霧(1898)〈
国木田独歩〉「
何等の弾力
(ダンリョク)ある者を感じなくなった」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「弾力」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報