やっとう(読み)ヤットウ

デジタル大辞泉 「やっとう」の意味・読み・例文・類語

やっ‐とう

[感]斬り合いや剣術の際のかけ声。
[名]掛け声から》剣術。剣道

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「やっとう」の意味・読み・例文・類語

やっ‐とう

[1] 〘感動〙 斬り合いや剣術などの際の掛け声。えいやっとう
※浄瑠璃・国性爺合戦(1715)四「木刀かざし躍り上って声をかけ、ゑい、やったうやったうゑいゑいやったうと」
[2] 〘名〙 ((一)から転じて) 剣術の称。剣道。また、刀。あるいは、武士のこと。
※雑俳・軽口頓作(1709)「ゆだんせぬ・やっとうやっとうをたしなむ気」

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