アジア=アフリカ経済協力機構(読み)アジア=アフリカけいざいきょうりょくきこう(英語表記)Organization for Afro-Asian Economic Cooperation

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

アジア=アフリカ経済協力機構
アジア=アフリカけいざいきょうりょくきこう
Organization for Afro-Asian Economic Cooperation

アジア,アフリカ各国の商工会議所連合会や農業会議所連合会などの民間団体の相互協力をはかるための地域的経済協力機構。 1957年のアジア=アフリカ人民連帯会議の勧告契機に,60年4月の第2回同会議 (コナクリ) で創設が決議された。活動目標に域内仲裁裁定の締結,域外市場ブロック結成の反対などを掲げ,域内新興諸国の経済協力と国民の生活水準向上を目指したが,実際には各国世論の喚起以外に,たいした効果をあげなかった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android