アッカーマンの原理(読み)アッカーマンのげんり

百科事典マイペディア 「アッカーマンの原理」の意味・わかりやすい解説

アッカーマンの原理【アッカーマンのげんり】

四輪車が旋回するとき,内側前車輪は外側よりやや強く偏向し,両輪の軸線の延長は後車輪軸線の延長上の一点に集中しなければならないという原理自動車の操向装置はこの原理による機構で,前後左右各車輪の軸線の延長がOで会するようにかじ角α,βが定められることにより,自動車はOを瞬間旋回中心として各車輪に無理なく旋回する。
→関連項目自動車

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

106万円の壁

会社員に扶養されるパートら短時間労働者は年収106万円以上になると厚生年金保険料などの負担が生じて手取りが減る。将来の年金額は手厚くなるが、働き控えを招く「壁」とされ、企業の人手不足の要因となる。厚...

106万円の壁の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android