アナセン・ネクセー(読み)アナセンネクセー

百科事典マイペディア 「アナセン・ネクセー」の意味・わかりやすい解説

アナセン・ネクセー

デンマーク作家極貧石工の子として生まれ,牧童靴職人教師をしたのち作家になり,ゴーリキーと並ぶプロレタリア作家との名声を得る。半自伝的な4巻の大作《勝利者ペレ》(1906年―1910年),《人類の子ディッテ》,回想記《小さい餓鬼》など。

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20世紀西洋人名事典 「アナセン・ネクセー」の解説

アナセン・ネクセー
M. Andersen Nexø


1869.6.26 - 1954.6.1
デンマークの小説家
コペンハーゲン生まれ。
貧民街に生まれ教師を経て政治的闘争テーマに文筆活動に入り社会主義国に多く読者を持つ。代表作は「勝利者ペレ」「人類の子ディッテ」等。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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