アポ火山(読み)あぽかざん(英語表記)Mount Apo

日本大百科全書(ニッポニカ) 「アポ火山」の意味・わかりやすい解説

アポ火山
あぽかざん
Mount Apo

フィリピン、ミンダナオ島ダバオ市の西方30キロメートルにある安山岩質活火山。標高2954メートルで同国最高峰。別名ダバオ火山。噴火記録はないが現に活発な硫気孔に富む。東側山麓(さんろく)ではアバカマニラアサ)が栽培され、西側山麓には入植地がある。

諏訪 彰]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android