イカロスの墜落のある風景(読み)イカロスノツイラクノアルフウケイ

デジタル大辞泉 の解説

イカロスのついらくのあるふうけい【イカロスの墜落のある風景】

原題、〈オランダDe val van Icarusブリューゲル作品と考えられていた絵画カンバス油彩。縦73.5センチ、横112センチ。ギリシャ神話に基づき、父ダイダロスがつくった蝋の翼をつけて息子イカロスが空高く飛び、太陽の熱で蝋が溶けて墜落した場面を描く。現在、同作は無名画家による模写であると考えられている。ブリュッセル王立美術館所蔵。イカロスの墜落。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス の解説

イカロスの墜落のある風景

ネーデルラントの画家ピーテル・ブリューゲル(父)の絵画(1558)。原題《De val van Icarus》。ギリシャ神話を題材とし、工匠ダイダロスがつくった蝋の翼をつけて息子イカロスが空高く飛び、太陽の熱で蝋が溶けて墜落する場面を描いた作品。初期代表作一つ。ブリュッセル王立美術館所蔵。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android