イングリッシュ・フォックスハウンド(英語表記)English foxhound

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

イングリッシュ・フォックスハウンド
English foxhound

イヌの1品種。イギリス産の狩猟犬で,キツネ狩りに用いられた。バルカン半島のブラッケ犬からつくりだされたといわれている。性質勇猛持久力がある。忠誠心が強い。体高 53~64cm。体重 30~32kg。耳は広くて垂れ下がり,被毛は短い。毛色は白色地に黒,茶などの斑が分布する。

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世界大百科事典(旧版)内のイングリッシュ・フォックスハウンドの言及

【フォックスハウンド[種]】より

…原産地がイギリスのものとアメリカのものの2種がある。 イングリッシュ・フォックスハウンドEnglish foxhoundは,6世紀ごろから王族たちがキツネ猟に用いたハウンド種から出発し,18世紀の初期に現在の姿に育種されたイヌである。キツネ猟専門のイヌとして作られ,猟野でキツネを追い出す能力はきわめて正確で,そのうえスピードとスタミナを兼備している。…

※「イングリッシュ・フォックスハウンド」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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