ウエストレベル(読み)うえすとれへる,うえすとれべる

デジタル大辞泉 「ウエストレベル」の意味・読み・例文・類語

ウエスト‐レベル(waist level)

人が立った状態での腰のあたりの高さ。通常カメラを構える位置についていう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

カメラマン写真用語辞典 「ウエストレベル」の解説

ウエストレベル

 ウエストとは腰のことだから、腰の位置にカメラを構えることを言う。初期一眼レフペンタプリズムなどが発明されていなかったために、ウエストレベル式のファインダーを使用していた。また、タテヨコの切り替えが必要のない正方形の6×6cm判一眼レフなどでは、いまでもウエストレベルファインダー主流である。さらに、撮影レンズとは別にビューレンズのうしろにミラーがあって、それで反射した像を見る二眼レフでは、ウエストレベルが基本だ。ウエストレベルファインダーはミラーで反射しているから上下正像になっているが、左右は逆像である。このために、動くものを撮影する場合には注意が必要である。

出典 カメラマンWebカメラマン写真用語辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android