ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウルリヒ」の意味・わかりやすい解説
ウルリヒ
Ulrich
[没]1550.11.6. テュービンゲン
ウュルテンベルク公 (在位 1503~19,34~50) 。赤字財政打開のための課税で農民反乱 (→貧しいコンラートの一揆 ) を引起し,14年上層市民の特権を認めたテュービンゲン協約を締結。悪政のためシュワーベン同盟諸侯により国土を追われ,34年フィリップ・フォン・ヘッセンの援助で公に復位したのち,宗教改革を行なった。
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