エチルキサントゲン酸カリウム(読み)エチルキサントゲンサンカリウム

化学辞典 第2版 の解説

エチルキサントゲン酸カリウム
エチルキサントゲンサンカリウム
potassium ethylxanthate

potassium O-ethyl dithiocarbonate.C2H5OCS2K(160.31).単にキサントゲン酸カリウムとよぶこともある.濃厚なカリウムエチラートのエタノール水溶液と二硫化炭素とを反応させると得られる.無色または淡黄色の結晶.融点約212 ℃(分解).1.558.水,エタノールに可溶.種々の金属と着色沈殿をつくるので,分析試薬として用いられる.[CAS 140-89-6]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android