エーテル結合(読み)エーテルケツゴウ(英語表記)ether linkage

デジタル大辞泉 「エーテル結合」の意味・読み・例文・類語

エーテル‐けつごう〔‐ケツガフ〕【エーテル結合】

1個の酸素原子に2個の炭化水素基が結びついている時に、酸素と炭素の間に見られる結合(-C-O-C-)。一般に化学的に安定な結合として知られる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「エーテル結合」の意味・わかりやすい解説

エーテル結合
えーてるけつごう
ether linkage

酸素原子が二つ炭化水素基と結合している場合に、その炭素‐酸素結合C-O-Cをエーテル結合とよぶ。化学的に安定な結合である。エーテル結合をもつ化合物をエーテルと総称する。

[廣田 穰]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android