日本大百科全書(ニッポニカ) 「オホス・デル・サラド山」の意味・わかりやすい解説 オホス・デル・サラド山おほすでるさらどさんNevado Ojos del Salado 南アメリカ、チリとアルゼンチン両国の北部国境の山。南緯27度付近のアンデス山脈主稜線(しゅりょうせん)上にそびえる。標高6880メートルで、アコンカグア山(6960メートル)に次ぎ南北アメリカ大陸第2位の高峰である。中部アンデス火山群南端部に位置する成層火山であるが、有史以来噴火の記録はない。火山としては世界の最高峰である。1937年ポーランド隊により初登頂された。[松本栄次] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例