流通用語辞典 「オリジナル商品」の解説 オリジナル商品 小売商や卸売業など販売業者が独自に開発し、販売する商品。オリジナル商品の開発方法は、つぎの2つに大別される。ひとつは、販売業者が、市場動向を的確に把握し、これを製造業者のマーチャンダイジングに反映させ、店の客層にあった商品を取りそろえる方法。他は、販売業者が、独自で、商品企画を立て、自社ないし系列工場、あるいは外部の製造業者に、自己の仕様にもとづいて生産させる方法。百貨店や専門店が開発した商品をオリジナル商品と呼んでおり、スーパー・GMSではプライベート・ブランドということが多い。両者には明確な区分はない。 出典 (株)ジェリコ・コンサルティング流通用語辞典について 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オリジナル商品」の意味・わかりやすい解説 オリジナル商品オリジナルしょうひん 特定の企業が独創的なアイディアやデザインを強調して売出す商品。商品の個性を強く訴えることによって消費多様化時代の顧客の要求をとらえようとする商略の一つで,比較的に加工度の高い商品分野,たとえば衣服,装身具,家具などの消費財に多い。商品の差別化によって価格競争も減殺されるため,付加価値率が高く,経営安定化戦略の一つとされている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by