デジタル大辞泉
「区分」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
く‐ぶん【区分】
〘名〙
① くぎってわけること。くわけ。わかち。区別。分割。
※能因本枕(10C終)八六「さやうのかたにはさらにえくふんすまじき身になん侍ると申ししかば」
② 類の中に種を挙げ、種の中に
下位種を挙げて、分けていく論理的操作。たとえば、
生物を、人間、
動物、
植物に分け、人間を日本人、中国人等に分けていくこと。〔
哲学字彙(1881)〕
く‐わけ【区分】
〘名〙
全体をいくつかに
分類したり、区切ったりして分けること。くぶん。
※東京年中行事(1911)〈
若月紫蘭〉三月暦「
多数の
信徒は犇々
(ひしひし)と詰めかけて、市内各区別
(クワケ)にした控室に陣取って」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「区分」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
区分
ある事象や概念を,大きな集合から小さな集合へと段階的に分けていくこと.区分には,段階ごとに分けていく基準が必要で,それを区分特性という.また,大きな集合を区分することで形成された下位の集合を,大きな集合を区分する区分肢という.さらに,区分される集合を被区分体という.
出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報