オンライン・リアルタイム・システム(読み)オンラインリアルタイムシステム

百科事典マイペディア の解説

オンライン・リアルタイム・システム

コンピューターオンラインシステムを利用して遠隔地でも即時データを得る方式。企業や組織体において大型コンピューターを中心とし,末端現場を直接的な制御下におくデータ処理が典型。オンラインとは末端の入出力機器がコンピューターと配線で直接つながって,いつでもデータの伝送受信ができる状態をいい,オフライン(直接つながらず間に人間が介在する)に対する。リアルタイムは実時間,即時と訳され,末端からデータを伝送するとコンピューターが即時に処理して応答が返送されるという意味である。バンキングシステム,座席予約,航空管制,情報検索などに利用されている。
→関連項目キャッシュ・カード座席予約システムタイムシェアリング処理データ通信電子商取引

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流通用語辞典 の解説

オンライン・リアルタイム・システム【on-line real-time system】

データ通信システムによる情報処理の一形態で、遠隔地の端末装置中央のコンピュータとを通信回線直結(オンライン)し、各地で発生したデータを実時間(リアルタイム)で処理し、必要に応じて処理結果を所定の端末装置に送り返すことができるシステム。

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