カトマイ国立公園(読み)カトマイコクリツコウエン

デジタル大辞泉 「カトマイ国立公園」の意味・読み・例文・類語

カトマイ‐こくりつこうえん〔‐コクリツコウヱン〕【カトマイ国立公園】

Katmai National Park》米国アラスカ州南部、アラスカ半島基部に位置する国立公園。1912年、公園名称由来となったカトマイ山一部、ノバルプタ山が大噴火を起こした。火砕流で埋め尽くされた場所は現在も煙が立ち昇り、「一万本の煙の谷」と呼ばれる。世界最多のヒグマの生息数を誇り、多く観光客が訪れる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カトマイ国立公園」の意味・わかりやすい解説

カトマイ国立公園
カトマイこくりつこうえん
Katmai National Park

アメリカ,アラスカ州,アラスカ半島の基部に位置する。 1980年設定。面積1万 5012km2。あわせて国立公園と一体をなす保存地区 1511km2を設定。火山湖水森林湿地など多彩な景観アラスカヒグマが生息する。 1912年ノバルプタ火山が噴火し,火山灰には無数の噴気孔があるが,現在噴気を続けているものはわずかである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android