カラフル

デジタル大辞泉 「カラフル」の意味・読み・例文・類語

カラフル[書名]

森絵都小説。死んだはずの「僕」が輪廻りんねサイクルに戻るため、自殺を図った少年の体を借りて現世で過ごす日々を描く。平成10年(1998)刊行。第46回産経児童出版文化賞受賞実写アニメでそれぞれ映画化されている。

カラフル(colorful)

[形動]色彩に富んださま。「カラフルなスキーウエア」
[補説]書名別項。→カラフル

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精選版 日本国語大辞典 「カラフル」の意味・読み・例文・類語

カラフル

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( [アメリカ] colorful [イギリス] colourful ) 色彩豊かであるさま。
    1. [初出の実例]「水中めがねや水着など、それらをいれるカラフルなバッグも忘れなかった」(出典:抱擁(1973)〈瀬戸内晴美〉四)

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デジタル大辞泉プラス 「カラフル」の解説

カラフル〔映画〕

2010年公開の日本のアニメーション映画原作:森絵都による同名小説、監督原恵一脚本:丸尾みほ、アニメーション制作:サンライズ。声の出演:冨澤風斗、宮崎あおい、南明奈、麻生久美子、高橋克実ほか。自殺した中学生の体で蘇った「僕」が、周囲の人々との交流を通じて生きる意味を見出していく。第14回文化庁メディア芸術祭優秀賞、第65回毎日映画コンクールアニメーション映画賞など受賞。

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