カリアスの平和(読み)カリアスのへいわ(英語表記)Peace of Kallias

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カリアスの平和」の意味・わかりやすい解説

カリアスの平和
カリアスのへいわ
Peace of Kallias

前 448年頃アテネアケメネス朝ペルシアの間に結ばれた平和条約。両者勢力範囲を規定し,小アジアのギリシア諸市の自治,アテネのエーゲ海制海権が認められて,ペルシア戦争は正式に終った。デロス同盟本来存在理由を失い,以後アテネは帝国化した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android