ガンマ(写真)(読み)ガンマ

百科事典マイペディア 「ガンマ(写真)」の意味・わかりやすい解説

ガンマ(写真)【ガンマ】

写真感光材料に光を当てたとき,その露光量(E)の対数と,それを現像したときの写真黒化度(ネガおよび透明ポジの場合は透過率逆数の対数,焼付写真なら反射率の逆数の対数である光学濃度Dで表す)との関係を表す図を写真特性曲線という。この特性曲線の直線部分の傾斜角αの正接tanα)をガンマ(γ)と呼び,写真感光材料コントラストのつき方の程度を表す。γ=1.0でコントラストは被写体そのまま。
→関連項目感光度ラチチュード

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