クロスステップ投法(読み)くろすすてっぷとうほう

知恵蔵mini 「クロスステップ投法」の解説

クロスステップ投法

野球において、投手が踏み出す足と軸足をクロスさせた状態から投げ込む方法。右投げの場合、ステップする左足を三塁ベース方向に寄せて踏み込む(左投げの場合一塁ベース方向に寄せる)。これにより打者は、投手の背中越しからボールが来るような感覚を覚えやすく、またボールが自然にシュート回転をするという利点がある。反面、ボールが高めに行きやすい、クイックモーションしにくく盗塁を許しやすい、といった難点もある。

(2013-8-7)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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