クロタール1世(読み)クロタールいっせい(英語表記)Chlothar(Clotaire) I

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クロタール1世」の意味・わかりやすい解説

クロタール1世
クロタールいっせい
Chlothar(Clotaire) I

[生]479頃
[没]561. コンピエーニュ
メロビング朝時代のフランク王国2代目の王 (在位 558~561) 。クロービス1世の4人の子の末子。父の死後,4分国となったフランク王国なかのソアソン王となり (511) ,兄と協力してチューリンゲン (531) ,ブルグンド (534) ,プロバンス (536) を征服。父の死後 20年で全ガリアを支配。3人の兄の死で,558年全フランクの王としてメロビング朝最盛期を現出。死後,領土は4子に分割された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

山川 世界史小辞典 改訂新版 「クロタール1世」の解説

クロタール1世(クロタールいっせい)
Clothar Ⅰ

497~561(在位511~561)

フランク王。クローヴィスの死後王国は4子に分割されたが,彼(セーヌ‐ライン間の分国王)は最後まで生き残って王国を再統一した(558年)。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android